時代の流れ?紙媒体からデジタル化

出版社はデジタル化に乗り気というわけではなかった

本は紙のものから電子書籍への移行が少しずつ進んでいます。今のペースで移行が進むと、いずれCDからネット配信へと変わっていった音楽のように、本も電子書籍の方が多い時代になるでしょう。では、そもそもなぜ本はデジタル方向に進んでいるのでしょうか。
まず、出版社の多くはデジタル化に乗り気ではありませんでした。というのは、デジタル化すると容易にコピーされてしまい、ネット上でファイルを勝手に配布されてしまい、本が売れなくなるという懸念を抱いていたからです。実際のところ、現在、電子書籍をコピー元として多くの漫画や雑誌が複製されてしまい、ネットでダウンロードしたり、閲覧できるようになっていることが問題になっています。

デジタル化はやはり時代の流れ

では、複製されることの懸念を抱きながら、出版社が本のデジタル化を進めているのはなぜでしょうか。これは電子書籍端末を販売している大手ネットショップの影響がかなり大きいといえるでしょう。
街から多くの書店が姿を消して、現在、ネットで本を買う人が多いです。つまり、出版社にとってネットショップとの関係は本を売るために絶対切ってはならないもので、ショップが本のデジタル化を要求してきたらそれに応じるしかなかったというわけです。
ただ、電子書籍が一般化する以前から本の売り上げは少しずつ減少しており、少ないコストで本を発行できるデジタル化は出版社にとって避けて通れないものだったともいえます。
そういった意味で、紙媒体からデジタル化が進んでいるのはやはり時代流れといえるでしょう。

© Copyright Easy Carry Book. All Rights Reserved.